ろり絵堂

2004年3月16日
Fateフルコンプ!ぱちぱちぱち。
いやー、燃え尽きました。怒濤の展開。
以下、最後の感想です。ネタバレ注意!
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3週目は桜ルート。つーか順番にしか攻略できないし。結局イリヤは落とせないようで。

桜ルートは雰囲気がちょっと違って、今まではバトルシーンが主だった(たるかった)けど、今回は展開が早く(戦闘が短く)、中だるみせずにサクッと読めた。難易度も簡単。桜とイリアの好感度上げるだけだし。ノーミスでクリアしました。

たぶん感動度も3ルート中一番だったと思う。今までよりも、士郎の一途な恋愛感情が出てたから、そこが惹きつけられた。つか、今までの士郎の感情はわかりにくかったよ。正義の味方になるために、全てを救うってのが理想論でしかないってことに対する答えを、セーバールートと凛ルートでは先延ばしにしちゃってた感があったけど、桜ルートでは、「桜だけを救う」ってことに執着したからわかりやすかった。

特に、洞窟の最終戦のくだりは、全編通して感動しっぱなしでした。
ライダー対セイバー、凛対桜、士郎対セイバー(っつっても士郎がセイバー殺すだけだけど)はどれも感動の戦いですね。

あ、あと慎二君殺しはナイスだ、桜。ある意味それが桜ストーリーのMVP。

エピローグはどちらも良かったです。俺は先にノーマルエンド見たんですけど、士郎が帰ってこなくても健気に生きる事ができている桜に心打たれました。トゥルーの方は、ふつーの大団円で、これまた読後感のいいエンドですね。こっちの方はこれからまだストーリーが作れそうなんで、奈須きのこ氏の次回作まであるんじゃないだろうか。蒼崎対遠坂は見ることができるのか?

で、月姫との絡みも気になるところです。てゆうか絡ませたストーリーでの同人誌がこれから沢山生み出されることでしょう。

でも、結局Fateは涙ボロボロ流すことはなかったなぁ。まあ、手っ取り早く感動したいなら映画を見ろってことですね。
 
 
総括としては、大変面白いゲームでした。感動ストーリーってだけでなく、「世界観を読む」という点でも満足のいく作品でした。普通の感動物は彼女が死んだり消えたり、ヒロインが病気だったりして感動するんだけど、これはそれだけでなく、「奈須きのこの魔法世界」が楽しめました。さらに、まだ本編で語られてない部分(例えば今までの聖杯戦争はどうだったのか、とか、サーヴァント個人の話とか)がまだあるから、次回作も期待されます。楽しみ。

フルコンプまでのクリア時間は2日19時間。てことは67時間ですか。長かったなー
これだけ長ければマリみて読破できるんだよね。さて、もう一周するか、マリみて読み返すか・・・
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              Fateネタバレ注意!!
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